パチンコを打っていれば一度は出くわす「オカルト」。神秘的なことや超自然的な現象を指すこの言葉。UFOや未確認生物、超能力や怪奇現象などの内容で人々に想像力という名の知的娯楽を提供します。
一方のパチンコでは、主に現象や経験則そのものよりも論理のほうが先行するようになってしまい、「語呂合わせなどの特徴的な出目が出た」→「すぐに当たった」→「ミラクルだ」となるところが、「ミラクルを期待する」→「特徴的な出目が出る」→「当るに違いない」と妙な変換が行われるようになってしまいました。
このようにまったく理論にそぐわない、非科学的な発想を総じて「オカルト」と呼ぶようになりましたが、それでいうと「ヒキ」や「相性」ってオカルトじゃないですか、科学的な根拠はないから。でも、運がいい人悪い人っていうのは間違いなくいるし、いろんなところで相性って存在します。
数学的には誰がサイコロを振っても「1」が出る確率は1/6だし、人によって木のサイコロだとよく6が出ることに対する有意なデータってないと思うんですよ。でも、同じ台、同じ調整で勝つ人もいれば負ける人もいるし、同じスペックでのあの台とこの台では勝負の行方は一定ではない。
まあ、こういうこと言い出すのが本当の意味でのオカルトなんですけど、なんでこんなことを言い出したかといえば、最近、久しぶりに「相性」の良い機種が現れたんですよ。
それが『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』。いまその爆発力で話題のニューマシンですね。じゃあ、「お前どんだけ出したんだよ」と気になる方もいるかもしれませんが、すみません、全然出してはいないんです。
5万発だ、10万発だと景気のいい話題に事欠かない機種なだけに、当然その手の話かと想像すると思うんですけど、1万発も出してません。「じゃあなんなんだよこの野郎」、「なめんじゃねーよ」と怒りすら覚える向きもあろうかと思います。
「わかった、初当りが絶対3000発フラグになるのか!」と勘のいい読者ならそちらに意識が向くかもしれません。しかし、初当りはまあ偶数図柄ばっかりで、毎回ドキドキしながらラウンド抽選を見守っている有り様です。
いまので読むのをヤメた方も多数いらっしゃるかもしれませんが、どういうことかと言いますと、これまで初当りが異様に早いんですよ。「散々引っ張った挙げ句にそんなしょうもないことかよ」と抗議の電話はお止めください。
ここまできたからには、「全部100回転以内に当る」なんてショボいことは言いませんよ。実は、『ガンダムUC』を打つと、これまで必ず10回転以内に当るんですよ。これはちょっとすごくないですか。
当り前っちゃ当り前なんですけど、全然当りそうな雰囲気を見せないところに突然保留が変化してアツい演出が押し寄せるんです。途中で保留が赤に変わって、覚醒したり「可能性の獣」が発生して高信頼度リーチに発展、そのまま当るっていうパターンになるんです。
しかも、さっきもいったように当るときは偶数図柄なんですけど、これまで100%でRUSHに突入しています。それで、この機械の性能で1万発も出してないのは逆に相性が悪いんじゃないか説もあろうかと思いますが、1/319をどれも10回転以内で引き当てる芸当も相当天文学的数字ですから。
まあ、打ったの2回だけなんですけど。ユニコーンだけに”大迷惑”なコラム回でした。お後がよろしいようで。いや、こんなことしてたら仕事がなくなるからよろしくない。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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