パチンコ店「笑顔がないから客が増えない!」“接客至上主義”ホール店長の現在… 稼働は下がる一方で「接客態度」も不評!?

 少し前にパチンコ店での接客について書いたが、私が若い頃に従事したことのあるホールの店長もかなりの”接客信者”だった。

 常に「接客!接客!接客!」。「笑顔がないから客が増えない」「接客が悪いから客が増えない」こんな感じである。いやいや、接客で客が増えるのならそれほど楽で簡単なことはないだろう。

 そりゃ高級ホテル並みの接客を目指すとなれば容易ではないが、お客様を不快にさせない程度の接客ならそれほど難しくはない。それに最近のホールであれば、全国どこに行ってもそれなりの水準にはあるだろう。

 もちろん接客を軽視しているわけではないし、お客さんに気持ちよく遊技してもらうには必要不可欠なことである。だが、実際に接客の“良し悪し”でホール選びをしている客がいるかといえば皆無に等しいのではないか。

 たまに見かける業界関連の来店動機に対するアンケートでも接客が上位に来ることはまずない。それが現実であり、上位にランクインしているのはやはり「打ちたい機種やレートがある」「自宅や職場から近い」「出玉」など、接客とはまったくのないものばかりだ。

 私自身も「接客が素晴らしいから!」という理由でホール選びをしたことは一度もない。むしろ過剰な挨拶や一礼、会釈、声かけなどはご勘弁願いたいくらいだ。

 接客はあくまでも稼働を下げないためのものであって、上げるためのものではない。離反要因としての優先度が高いということに過ぎないのだ。

 なかには、「あなたの接客が気持ち良いからこの店に来ているのよ」と言ってくれた客もいたが、仮に私がいなくなったとしてもその客は引き続き通っていたことだろう。

 結局のところ、稼働を上げる能力のない店長ほど「接客で稼働を上げる」などの無駄な努力をしているのだと思う。

 実際に私がいたそのホールでは、長い年月が経った今でも、その店長は“接客で稼働を上げる”という姿勢を貫いているそうだ。

 しかし、それで稼働など上がるはずもなく……むしろ下がる一方で、かなり厳しい状況にあると聞く。何かにつけて「接客が悪い」とスタッフに難癖をつけるのだから本当にタチが悪い。それで有能な社員が何人も辞めていった。

 それでも考え得る武器が接客しかないのだからどうしようもないのだろう。接客にしか拠りどころがないのだ。

 そして店長自らがホールでフルに接客して回ることになるのだが、これがまたすこぶる不評らしい。

 笑顔はない、会釈もない、愛想のかけらもない等々……それだけ接客を重視していた本人が追い込まれていざホールに出ると、なにひとつとしてマトモにできないのだから全くもってどうしようもない。

 本来はお手本となるべき店長が足を引っ張っている状況だが、このままどうするのだろうか? どなたか、その店長に“接客のイロハ”を仕込んであげて頂けませんか?

(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。

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