Kis-My-Ft2・北山宏光が主演を務める7月期の連続ドラマ『ただ離婚してないだけ』(テレビ東京系)が今夜(28日)に第4話を迎える。漫画家・本田優貴氏による同題作品(白泉社)を実写化した“不倫サスペンスドラマ”だが、本作で北山の評価が急上昇し、今後の躍進に期待が寄せられている。
今年8月にCDデビュー10周年を迎えるキスマイ。メンバーは個々でドラマやバラエティの仕事も展開している。北山はグループの冠番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)や『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)で見せるキャラクターから、どちらかというとバラエティ色が強い印象だが、2013年に『裁判長っ!おなか空きました!』(日テレ系)でドラマ初主演を果たし、19年には主演ドラマ『ミリオンジョー』(テレ東系)が放送されたほか、映画初出演かつ初主演作『トラさん~僕が猫になったワケ~』も公開された。
そして、今年は1月期のSexy Zone・佐藤勝利とのダブル主演作『でっけぇ風呂場で待ってます』(日テレ系)を経て、現在『ただ離婚してないだけ』で単独主演中。北山が同ドラマで演じるのは、フリーライター・柿野正隆。小学校教師である妻・雪映(中村ゆり)と結婚7年目ながら、新聞配達やガールズバー勤務をしている夏川萌(萩原みのり)と不倫しているという、なかなかクズな役どころだ。
21日放送の第3話では、正隆が萌の妊娠を知るも、堕胎するよう告げ、彼女は困惑しながらもそれに従うことに。堕胎して以来、連絡を無視する正隆に不満を募らせていた萌は、雪映の妊娠を知るなどして正気を失っていく。その結果、包丁で雪映を襲おうとし、止めようとした正隆ともみ合ううちに、萌が死んでしまう……という衝撃の展開を迎え、視聴者を驚かせた。
ちなみに、7月7日に放送された第1話から「衝撃的」と反響を呼び、「ネットもテレ東」や「TVer」などでの見逃し配信の再生数が1週間で187万回を突破。テレ東の番組における1週間での再生数でも歴代2位となり、北山は「テレ東プラス」に「沢山の方々に見ていただけてとても光栄です」などとコメントを寄せていた。
そんな北山の演技に関しても、ネット上では「明るいイメージだったけど、こんなクズの役もいけるんだな」「原作の正隆より冷たい感じ」「最初は“ジャニーズか~”っていう気持ちで見てたけど、結構上手いじゃん」「北山くんはむしろ正隆みたいなクズキャラが“ハマり役”なのかもしれない」などと評価されている。
“クズ役”が注目浴び始めたジャニタレ
ちなみに、近年はジャニーズタレントの“クズ役”が注目を集めることが多い。
「ジャニーズといえば、ドラマや映画の王子様的なポジションだったり、ヒーロー的存在だったりすることが多いのですが、たとえばジャニーズWEST・重岡大毅は、19年7月期放送の『これは経費で落ちません!』(NHK総合)で演じたお調子者の営業マン・山田太陽役で好感度を上げた後、20年1月期の連ドラ『知らなくていいコト』(日テレ系)の野中春樹役では主人公・真壁ケイト(吉高由里子)の婚約者という立場から“闇落ち”していく姿を演じて見せ、『重岡くん、演技の幅がすごい!』『ジャニーズにこんな逸材がいたとは』と話題になりました」(芸能記者)
一方、重岡よりも役者歴が長い関ジャニ∞・大倉忠義は、これまで「演技力がない」などと言われることも多かったが、今年1月期の主演ドラマ『知ってるワイフ』(フジ系)で演じた剣崎元春は、妻の澪(広瀬アリス)や家庭と向き合おうとしない“ダメ夫”という役どころで、「大倉くんは“見ててイラつく男”を演じるのが上手すぎる」「明るくて爽やかなキャラクターより、こういうクズみたいな役で輝けるタイプ」と評価されていた。
「ジャニーズだからといって全員が“王道イケメン”の役を得意とするわけではなく、“クズ役”でこそ本領発揮するタレントもいるのでしょう。現在、“ジャニーズ俳優”の中でも活躍の場を増やしている重岡は、今期の連ドラ『#家族募集します』(TBS系)で初のゴールデン・プライム帯主演を務めています。キスマイでは、これまでに藤ヶ谷太輔、玉森裕太がゴールデン・プライム帯で連ドラ主演を経験していますが、北山もこの流れに乗ることができれば、近いうちにゴールデンで主演できるかもしれません。
それどころか、重岡がジャニーズWESTの知名度を広げたように、北山の躍進がキスマイの今後をも左右する可能性もあります。後輩グループが続々と頭角を現すなか、最近のキスマイはやや落ち着いてしまっていましたが、北山の俳優業が活発化すれば、キスマイ全体の注目度も再上昇するでしょう。北山がキスマイのみならず、これからのジャニーズの鍵を握る重要な俳優の一人になるかもしれません」(芸能記者)
グループのCDデビュー10年目の記念イヤー、北山のさらなる飛躍に期待したい。
(文=編集部)