朝ドラ『おかえりモネ』明日美は『全裸監督2』ヒロイン役の恒松祐里!22歳で芸歴16年

 2016年4月。永浦百音(清原果耶)は気象予報士試験に合格して上京した。下宿先は、祖父・龍己(藤竜也)の築地の知り合いが経営するシェアハウス「汐見湯」。新生活がスタートした7月19日(月)~23日(金)のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』を振り返ろう。

生放送を成功させた百音の採用が決定

 到着早々、百音は翌日に面接をする予定の気象情報会社「ウェザーエキスパーツ」の下見に行った。館内の気象コーナーで遊んでいると、登米で出会った内田衛(清水尋也)と野坂碧(森田望智)に遭遇。百音は偶然の再会に喜ぶが、あいさつもそこそこにテレビ局へ連れて行かれ、朝岡覚(西島秀俊)の代わりに気象班の頭数に入れられてしまった。

 中継コーナー担当の神野マリアンナ莉子(今田美桜)、野坂、内田、百音の気象チームと番組制作スタッフで、その日に伝える気象情報の内容を確認するブリーフィングが行われた。内田は「北日本の風が気になり、局地的な暴風域になるかもしれない」と予測するが、気象庁の発表にない情報のため、ひとまず様子見になった。

 無事にリハーサルを終え、あとは本番のみとなったときに緊急ニュースが入り、朝岡の代役として気合いが入っていた神野の気象コーナーはなくなってしまった。

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 その日の帰り、幼なじみの野村明日美(恒松祐里)から連絡が入った。予定していた下宿先のオーナーの都合で、出て行かないといけなくなったとのこと。汐見湯に余裕があるということで、急遽、明日美も身を寄せることになった。

 夜、明日美のもとに後藤三生(前田航基)と早坂悠人(高田彪我)から仙台で飲んでいると連絡があり、百音には翌朝のニュースの準備の手伝いを頼む連絡が入った。

 真夜中、百音はウェザーエキスパーツへ。そこで、次は野坂の代役と聞き、「自分じゃ戦力ダウンになる」とあわてて断るが、社長の安西和将(井上順)から人形のプレゼントと激励を受け、再びピンチヒッターとして参加することになった。

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 ブリーフィングで黄砂の情報をメインにすることが決まるが、引き続き北日本の風の流れが気になると内田。「局地的すぎる」と朝岡が悩むと、百音は「このあたりは日常的に強風が多く、被害が出ることも多いため、事前にわかるなら伝えたい」と意見した。

 ブリーフィング後、朝岡たちは気象班デスクの高村沙都子(高岡早紀)に強風ネタに変えたいと提案するが、「より大勢のためになる情報を伝えたい。また、確証の得られない情報は出したくない」ということで却下となった。

 百音が本番の準備をする神野のサポートに徹していると、またも内容が差し替えとなり、今度は気象コーナーが2分間も増えることになった。

 朝岡は神野と百音を呼び出し、「暴風警報が出たら放送するが、そうでないなら放送はできない。しかし、危険が近づいているなら伝えたい」という考えを伝え、「その両方を叶えるには、中継キャスターの神野の役割が大切」だと説明した。

 追加された2分で強風情報を伝えることになり、気象チームは混乱。その中で、強風で落ちた看板の画像が三生から百音に送られてきた。それを見た神野は、すかさず朝岡へ報告するよう促した。

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 生放送の本番が始まり、神野はいつも通り中継キャスターを務めた。追加された2分の部分に入ると、神野は「友達のコサメちゃんと傘イルカくんです」と紹介して、百音のパペットと会話しながら強風情報を伝えた。

 その後、気象庁の最新の発表を得て、仙台市の暴風警報について伝えた。また、三生から送られてきた画像をもとに仙台市と中継を結び、独占ニュースとして放送した。

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 放送終了後、社長から「コサメちゃんと傘イルカくんがツイッターでトレンド入りした!」と連絡が入った。神野の名前もトレンド入りし、気象チームが盛り上がる中、百音は「採用が決定した」と朝岡から告げられた。

『全裸監督2』ヒロイン役で話題の恒松祐里

 無事に東京で気象の仕事をスタートさせた百音。ここで気になるのが、今作の恋愛の進展だ。おそらく、百音の恋を進めるきっかけになるのは、汐見湯で同居することになった幼なじみの野村明日美だろう。

 明日美を演じる恒松祐里は、22歳の若さにして芸歴は16年。2005年に子役デビューしてから、地道にオーディションを重ねてステップアップしてきた女優だ。

『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)ではヒロインの妹役、『女子高生の無駄づかい』(テレビ朝日系)では主人公の親友役、『泣くな研修医』(同)では主人公の研修医仲間など、重要な役を演じてきた。また、キャラクターの異なる役柄を器用に演じ分けている点も忘れてはいけない。

 最近の大きな活躍でいえば、ネットフリックスのオリジナルドラマ『全裸監督 シーズン2』のヒロイン・千葉ミユキ役だろう。同シリーズの主人公・村西とおるの妻である乃木真梨子がモデルで、『おかえりモネ』の明るくてハツラツとした明日美とは正反対な役柄だ。

 登米で菅波光太朗(坂口健太郎)と2人っきりで試験勉強をしていたのに、まったく関係が進まなかった“鈍ちん”の百音に、明日美はどんなハッパをかけるのか。彼女の手腕にも期待したい。

(文=安倍川モチ子/フリーライター)