『北斗の拳』『牙狼』『海物語』といったパチンコ界の超大物シリーズが、ホールへ熱狂を呼び込んでいる。
北斗神拳伝承者・ 霞拳志郎を主役に据えたパチンコ新台『P蒼天の拳 天刻』は、右打ち中はモードによってV獲得率が異なるという、業界初システムを搭載している点が特徴だ。
最大4個まで獲得可能なVは一挙に放出される仕組みで、ループ率約83%&最大約3200発の出玉に期待できるという強烈な仕様。ライトミドルスペックながらも「4万5000発」を記録するなど、注目度は高まっている印象だ。
大量出玉報告という意味では、伝説の初代を強く意識した『P牙狼月虹ノ旅人』を忘れてはならない。「14万発」といったデータも確認されるなど、自慢の破壊力を発揮している状況だ。
国民的パチンコ『海物語』シリーズ最新作も7月に登場。『Pスーパー海物語 IN 沖縄5』は「王道スペック」の軸を継承しつつ、電チュー大当り時の時短回数と引き戻し率をアップさせた点が特徴だ。
最大出玉10ラウンド大当り比率が、電チューでは52%にアップしている点もポイント。連チャン時には、強力な出玉感を味わえる仕様となっている。実際に「終日4万8000発」といった報告も浮上するなど、その性能を称賛する声も多い。
さすがはパチンコ人気を支える人気シリーズ。業界において確たる地位を築いた大物たちの、底力を感じる活躍ぶりである。
先述した機種だけではなく、これまでも多くユーザーを楽しませる名作を生み出してきた人気シリーズたち。熱狂した機種は多くあるが、その中で筆者が強い思い入れを抱くのは「ルパン三世」シリーズである。
もはや説明不要だと思うが、「ルパン三世」は1971年からアニメ化された人気作。映画やスペシャルなど多くの作品が発表されているが、個人的には『炎の記憶』『ファーストコンタクト』『ルパン三世VS名探偵コナン』が特にお気に入りだ。
他にもゲームなど各メディアで取り上げられているわけだが、その存在感はパチンコ業界でも抜群である。『ルパン三世』シリーズといえば、ヒットメーカー平和を支える存在。長きに亘りファンに愛されているシリーズだ。
近年も斬新なスペック搭載タイプなどがデビュー。多くのマシンが発表され反響を得ているが、その中でも初代『CRルパン三世』を思い浮かべる方は多いだろう。
販売台数的にも大ヒットを記録した初代。大きな反響を得たのは、国民的キャラを使ったシンプルながらも完成度の高い演出だ(不二子からチラッと見える色に熱くなったのを思い出す)。他では味わえない楽しみを提供しただけではなく、原作を知る多くの人間の関心を得たことも大ヒットに繋がったと言える。
後の版権マシンの盛り上がりへ勢いを与えた名作だが、そんな初代の正当後継機『CRルパンザサード』が個人的には最も思い入れの強い機種である。初代ほどではないものの、スマッシュヒットを果たした名作。シリーズ後継機へ、大きな影響を与えた作品と言えるだろう。
相性が良く勝利を積み重ねていたことも大きいが、それよりも完成度の高さにベタ惚れだった。進化を遂げた演出に若き日の筆者は、他の機種では味わったことのない感動を覚えたのである。原作ファンの心をくすぐる内容だけではなく、リーチには通常画面へ戻るまで油断できないサプライズパターンも豊富。熱くなる要素は満載だったのだ。
激アツの「サーチライト予告」を見たいがために粘ったことも少なくない。確変か否かを告知する「チャンスボール」の動きにも一喜一憂した。音楽も演出もゲーム性も最高…とりあえず、何もかもが面白かったという印象だ。
もちろんスペックも重要だったが、当時は「出玉を凌駕する楽しさ」を追い求めていた気がする。そういった意味で本機は完璧。勝ち負け関係なく、ただただ打ちたくなる機種だった。
筐体を見るだけでゾクゾクしてしまうほどに、全ての欲を満たしてくれていたのである。例えるなら…あの頃の筆者は、冒頭で触れた『P牙狼月虹ノ旅人』の超出玉に匹敵する感動を味わえていたのかもしれない。
仲間が朝からパチスロコーナーへ集結する中、自分だけはパチンココーナーへ駆け込み『CRルパンザサード』を打ちまくっていた。パチンコの遊技率が高まったのは、本機と出会ってからではないだろうか。人生を変えたと言っても大袈裟ではない存在である。
導入から時間が経過すると設置するホールも減っていったが、打てる場所を探し続けるという日々を送った。他の機種では満足できなかったのである。
他県だろうが、「あの店で打つの?」と言われるような厳しい条件だろうが、見つけて打つ。そこまでの熱意を注いだのは本機のみ。あの日々は、今でも仲間と飲んでいると話題になる。忘れられない思い出…そして、それを作った名作だ。
以降の作品に『CRルパンザサード』ほどの特別な思い入れはないが、本シリーズへの期待は今なお大きい。ルパンファンを歓喜させるサプライズを期待したい。アノ興奮を再び味わいたいところだ。
(文=木戸範孝)
<著者プロフィール>
Webメディアに掲載されるスポーツ関連記事の作成および編集業務を経験。その後はGJにて競馬やパチンコ・パチスロ、スポーツなど幅広い分野を担当している。現在はパチンコ・パチスロ分野に力を入れており、自身が好む爆裂タイプの動向に注目している。業界ニュースも担当。業界関係者への取材を元に、新台関連の記事も多く作成している。
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