パチンコにアニメタイアップという文化を持ち込んだ『ルパン三世』。最新シリーズのナンバリングが第11弾、23年にも及ぶロングセラーとなっているパチンコに比べ、アニメ本体の世間的評価が低すぎないだろうか。
カルチャーとしてのアニメを語るとき、真っ先に名前が挙がるのが「ガンダム」であり、「エヴァンゲリオン」。あるいは映画の目線から細田守や宮崎駿で、「ルパン三世カリオストロの城」の評価は監督ありきとなる。これがあるからルパン三世シリーズが愛され続けているなど因果関係が逆転するような事態にもなっている。
主要キャラ全員がそれぞれ主役で長編作品をつくれるようなアニメがルパン三世のほかに存在するだろうか。いや存在しない。反語。
しかもルパン一味(「次元大介の墓標」「血煙の石川五エ門」「峰不二子の嘘」)のほかに敵役(銭形警部)でも一本つくれてしまうほどである。ちなみに銭形でドラマは製作された。すさまじいコンテンツである。
パチンコでも甘デジ版はヒロイン(?)の峰不二子を主役に据えた機種がある。『CRAルパン三世 I’m a super hero 不二子におまかせ 99ver.』もそんな一台となっている。
ミドル機と同様にV-STを採用しているが、ヘソは50%(電チュー時は100%)でSTの回数も75回、ST継続率が約68%と甘デジ用にスケールを調整しているスペックである。
ただ、右打ち中は最大出玉となる15ラウンド約1000発を40%の高比率で獲得できるようになっているうえに、ラウンド数が多いほど割合が高くなるという甘デジでもトップクラスの出玉感を誇っている。
一方、ST非突入時は時短が20回(ゴールデンタイム不二子モード)しか付与されない。時短での大当り期待度は約18.2%と高くはないので、引き戻しによるST突入はそう簡単には発生しない(時短引き戻し込みでのST突入率は約59%)。
その右打ちモードのメインとなるST「SUPER GOLDEN TIME」では「不二子モード」と呼ばれる本機ならではの特化演出モードが用意され、そのキャラクター同様にプレイヤーをドキドキワクワク翻弄させるのである。
初回のST突入時は必ず不二子モードが展開するが、2連チャン以降は「大泥棒モード」と「エピソードモード」という演出の性質が変化する2つのモードが選択可能となる。
また、予告やリーチでも不二子に対するスペシャル感が組み込まれていて、通常時の「ルパン・ザ・チャンス」における不二子が登場やST不二子モード中の不二子保留出現で大当りが濃厚となる。
いまのところパチンコ『ルパン』シリーズの別キャラフィーチャーは不二子のみとなっているが、一撃大量出玉のスナイプタイプ・次元バージョンや斬鉄剣の連撃を破格のループ率で表現した五エ門バージョンなど、キャラ特化のスペックタイプをリリースしてほしいものである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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