私の住んでいる地域では雨模様の日が多くなっておりますが、近畿地方では平年よりも21日早い梅雨入りを観測したそうです。統計史上最も早いと報じられておりました。
そのぶん梅雨明けも早いといいのですが、どうやら雨の期間が長くなる傾向があるようなのでガッカリしております。まだ私の地域は梅雨入りしていませんが、そんなのお構いなしと言わんばかりに連日の雨…。湿気のせいで、慢性的な腰の痛みが更に悪化している始末です。
ただ、湿気の影響があるのは私の腰だけではありません。パチンコ店においても、湿気は大きな影響を与える要素として認識されています。
以前のコラムでもお話させていただきましたが、湿気が多いとパチンコ島の玉の循環がスムーズにいかなくなって「玉詰まり」が多発する場合があるのです。これはホールの設備にもよると思いますが、少なくとも私が勤めていたホールは梅雨時期になると玉詰まりの対応が100件以上増えていました。
特に玉詰まりが多かったのが、島から遊技台へ玉を運ぶ補給シュートと呼ばれる部分。スムーズに玉が流れるように清掃&潤滑剤を施したこともありましたが、それでも湿気に打ち勝つ事はできませんでした。
他にも様々な改善案を試してみましたが、劇的な改善には至らず…。「梅雨時期の玉詰まりは仕方ない」という結論が下されたのです。それほどまでに玉と湿気は密接に関わっているという事ですね。
そんな湿気に関するパチンコの都市伝説として「雨の日はヘソに入りやすい」「勝ちやすい」というものがあります。皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
確かに湿気による影響がありますが、これに関しては都市伝説に過ぎません。玉詰まりは無数の玉がひしめき合う島内で起こるものですし、盤面に発射された1玉の動きが変わるなんて事はないでしょう。
ただ、そういった事とは関係なく、この時期に「驚愕のドル箱タワー」を建設した強者がおりました。
ネット上に飛び交う「一撃〇万発」などの衝撃的な出玉報告も霞む奇跡。今回は、そんな「神ヒキ」を目の当たりにした衝撃のエピソードをお話しましょう。
あれは4年前の雨が降り続ける梅雨の時期でした。私は仕事が休みだったので、朝からホールへ突撃。当時の人気機種であった『CR009 RE:CYBORG』を朝から全ツッパしていたのです。
この台は大当り確率1/215.57で、初当りの殆どが通常大当りとなります。そこで付与される時短100回転で再度引き戻す事でRUSHへの道が開かれるという時短突破型のハードル高めのマシンでした。
道のりは険しいですがRUSHの破壊力は強力。3R~16Rの細かく振り分けられた大当りが約90%でループするという、連チャンや一撃を好む私にとって理想的なスペックです。「一撃5万発」など、景気の良い出玉報告がネット上に多数挙がっていたので、それに続けと言わんばかりに夢中になって打ちました。
しかしながら絵に描いたような展開など滅多に訪れません。初当りの1/3がRUSHに突入しましたが、10連の壁が超えられずジリ貧の展開となっていたのです。
そのような状況の中で、早番を終えた同期スタッフの同僚が合流。私の隣で『CR009 RE:CYBORG』を連れ打ちする事になりました。「全然出てないじゃないか」と冷やかされながらも、私は大量出玉を夢見て打ち続けたのです。
すると、初当り獲得に苦しむ私を嘲笑うかのように、同僚が軽々と時短100回をゲット。更にそこで引き戻しが炸裂し、とんとん拍子でRUSHへ突入させておりました。
「悪いね!お先!」と嬉しそうに話す同僚の笑顔は、ハマり続ける私にとって羨ましくも憎らしいものでした。後から隣に座った人が、大連チャンを始めるというのはパチンコあるある。「こういう時は連チャンするんだよなあ」なんて思っていると…。
10連20連…30連と驚異的なヒキで連チャンが伸びていったのです。「やりすぎ!」と冗談めかした言葉を投げかけておりましたが、それから先に冗談じゃないレベルの大連チャンが待ち構えていたのです。
40連50連…60連。更に勢いを増していき、同僚も「台がぶっ壊れた!」と興奮した様子でした。終わる気がしないという状態はこのことを指すのでしょう。連チャンするのが当たり前というトランス状態となっていたのです。
肝心の私はというと、軍資金の5万円を使い果たして撃沈。「ご飯おごるから待ってて!」という有難いお言葉をいただいたので、連チャンが終わるのを休憩コーナーで待っていたのです。
しかし、いつまで待っても同僚が帰ってきません。様子を見に行ってみると、データ表示器には80連という驚異的な数値がカウントされておりました。この時点で一撃5万発はゆうに超えていたと思います。
最終的に連チャンは閉店まで続き、取り切れずに終了。夢の100連まであとちょっとだっただけに同僚も悔しそうな表情を浮かべておりました。大台突破とはいきませんでしたが、これだけの鬼ヒキを見せつけられたのは後にも先にもこの一度きりです。
その後は私も友人の記録を超えるべく、幾度となく『CR009 RE:CYBORG』に挑戦しました。しかし、100連はおろか20連にすら届かないまま多くのホールから姿を消していったのでした。
この強烈なエピソードは私の脳裏に焼き付いており、梅雨時期になると必ず思い出します。6月には爆裂タイトルの最新作『P牙狼 月虹ノ旅人』が登場しますし、一撃5万発の夢を見られそうな気配。かつて目の当たりにした爆裂を目標に、今後も頑張りたいと思います。
(文=ミリオン銀次)
<著者プロフィール>
ホール店員・雀荘店員といった職種を経験。それらを活かし、ライターとして活動中。特に力を入れているのはパチンコ・パチスロ分野で、自身の遊技体験やホール店員時代のエピソードを中心にしたコラムを執筆している。パチンコ・パチスロ歴は10年以上で「打ちたい台をトコトン打つ」がモットー。結果として、目も当てられない大敗を多く経験。「悲惨なエピソードも明るく紹介したい」といった拘りを持つ。
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