誰も予想していなかった、異例の“夫婦共演”となった――。
今月2日に電撃婚を発表した、人気お笑いタレントの有吉弘行とフリーアナウンサーの夏目三久。これまでツーショットを撮られたことのない2人だったが、15日発売の「女性セブン」(小学館)が、夏目と愛犬を抱えた有吉の“初ツーショット”をキャッチ。その2日後には夫婦で銀座に買い物へ行くなど、隠密交際を続けていたときには考えらない新婚生活が明らかとなった。
「これまで2人の交際が報じられてから、何度となく週刊誌がツーショットを撮ろうと張っていたのですが、まったくそれらしい素振りは見せませんでした。5年間もの間、隠し通したことに脱帽ですね」(週刊誌記者)
2人は2011年4月に放送がスタートしたテレビ番組『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で共演。16年には日刊スポーツが2人の結婚、さらに夏目の妊娠を報じたが、双方の所属事務所は否定。さらに夏目がスポーツニッポンの独占インタビューに応じ、「全て事実ではありません」と完全否定したことで、業界が騒然となった。
「5年前の日刊スポーツの報道を徹底的に封殺したのは、夏目が所属する田辺エージェンシーの田邊昭知社長の鶴の一声でした。日本テレビの局アナ時代にスキャンダルで退社した夏目をバックアップし、自身の事務所で引き取って力を注いでいたのが田邊社長です。にもかかわらず、夏目は有吉との交際を田邊社長に報告しておらず、田邊社長の怒りを買ったといわれています。
結果的に2人の交際はなかったことにされたわけですが、その後も2人は辛抱強く交際を続け、夏目の芸能界引退を条件に、田邊社長も結婚を認めざるを得なくなったといいます」(芸能事務所幹部)
夏目引退説を裏付けるかのように、結婚発表からわずか1週間後の9日、夏目がMCを務める『あさチャン!』(TBS系)が今秋に終了すると報じられた。
「あんな騒動があり“芸能界のドン”とも呼ばれる田邊社長を怒らせたにもかかわらず、有吉の仕事は減ることはなく、今も何本ものレギュラー番組を抱える売れっ子タレントのまま。たとえ再び田邊社長を敵に回すかたちで結婚を強行したとしても、芸能界で仕事を干されるようなことはないという目算があったのでしょう。
ここ数年、いくつもの芸能事務所と所属タレントの契約問題が起こり、公正取引委員会まで調査に乗り出す状況となり、“事務所の圧力”“局側の忖度”といったことがすぐにネット上で騒がれる時代にになった。実際問題として、ネット世論を意識するテレビ局が、いくら有吉が芸能界の重鎮の気分を害したからといっても、簡単に干すなんてことはできません。こうした5年前との大きな環境の変化も、2人の結婚を後押ししたような気がします。
もっとも、もし仮に有吉の仕事が減ったとしても、有吉も夏目ももう十分稼いで蓄えはあるでしょうし、知られているように夏目の実家は資産家でもあるので、生活に困るようなことはない。2人の結婚を妨げる要因はないんですよ」(テレビ局関係者)
有吉、夏目、マツコ・デラックスが5年ぶり共演
そんな2人が、結婚後としては初の共演を果たすと発表され、話題を呼んでいる。2人の出会いのきっかけとなった『怒り新党』の後続番組『マツコ&有吉かりそめ天国』の23日放送回に、夏目が特別出演。夏目は16年に番組を卒業しているが、5年ぶりに『怒り新党』でレギュラーを務めた有吉、夏目、そしてマツコ・デラックスが共演を果たすというのだ。
「田辺エージェンシーが番組サイドからの共演オファーを承諾したということは、事務所としても有吉との結婚を公に認めたということ。さらにいえば、今後の有吉の芸能活動を応援しますよという意思表示でもあると、業界内ではとらえられています。そこには、田辺サイドが“仕方なく結婚を認める”という消極的なスタンスではなく、“有吉の活動をバックアップしていく”という新たな姿勢がうかがえ、さすがにこれは驚きをもって受け止められています」(テレビ局関係者)
そこで気になるのが、有吉の今後だが――。
「粘り強く夏目を守り通した有吉は、すっかり田邊社長の信頼を勝ち取ることに成功。田邊社長の庇護があれば、今後出てくるかもしれないスキャンダルも怖くない。一方、現所属事務所である太田プロダクションは温厚な事務所ですが、スキャンダル対応には心もとない面がある。それだけに、結婚直前の有吉は半分冗談かもしれないですが“事務所変えようかな”などと口にすることもあり、独立も視野に入れているという話もあるくらいなんです」(前出・芸能事務所幹部)
苦労人の有吉だけに、身の振り方も強かなようだ。
(文=編集部)