パチンコ店の裏側で起きた「極悪な〇〇」に怒りと絶望が…「めちゃくちゃ身勝手」な店長の思い出

 今日は私が過去に勤めていたパチンコ店の「理不尽な店長」についてお話します。

 パチンコ店以外にも様々な職種があり、どこの会社にも理不尽と感じてしまうような上司というのは必ず存在すると思います。私がかつて勤めていたホールの店長も「かなり強烈」で、人生で出会った人達の中でも1,2を争うほど…いや、断トツで№1くらいの変わり者でした。

 そのエピソードには枚挙にいとまがないのですが、特に忘れられないエピソードのひとつを今回お話しさせて頂きます。

 パチンコ店では新台入れ替えを多い店では毎週ごと、少なくとも月1でするのが当たり前なのですが、それは新台入れ替えを翌日に控えた遅番の終礼の時でした。

 店長が「急だけどパチンコ用の※ドル差しを一新するから」とひと言。※ドル差し:大当り出玉の入ったドル箱を仕切る札、お客さん同士の出玉を混同しないよう区別するためや出玉アピール等にも使われるものです。

「えっ!?」とフリーズするスタッフ一同。

「入替明後日ですよ!!間に合わないですよ!!」と突っ込む主任。

「間に合わすんだよ!!デザインはこれね!!」と見せられたのは炎の形をしたドル差しでした。

 涼しい顔で外に出ていった店長を尻目に、事務所では「今日の明日かよ、無理だろ、でもやるしか無いし」「あぁぁぁぁ。いつも急だな、むちゃくちゃだわ」等と飛び交う怒りと悲しみの罵声…。

 そう、この店長はいつもむちゃぶりばかり、言う事はコロコロ変わる、思い付きで決める、行動する等々、もうめちゃくちゃ身勝手な店長なのです。

「次の入れ替えでは○○を変更するから準備よろしく」、と言ってこちらは準備を始めていても翌日に「○○の変更はやっぱり無しね」と平気で言うような究極の気分屋でした。もうこんな出来事が日常茶飯事で、従業員全員が振り回されてばかりでした。

 それでドル差しの件ですがお店のパチンコ台数が約300台、台あたり2枚としても600枚を印刷し、全てラミネート、そこからハサミを入れ複雑な炎の形に切るという作業を実質1日でやらされることになったのでした。

 装飾品関係は全て購入するお店もありましたがウチは自前の手作りが多かったので。そりゃもう全員必死です。カウンターの女性スタッフは立ったままひたすらその作業。社員もアルバイトも同様、ホールでの接客業務中以外はもうその作業に付きっきり、もちろん残業しまくりですし、ろくに休憩なんか出来ませんでした。

 まぁ今でいう典型的なブラック企業でもありましたし、パチンコ店自体が全国総ブラックみたいな時代でもありましたから。

 印刷時間は知れていますがラミネートするだけでも5~6時間はかかったと思います。最後のカット作業が地獄でしたね、これが手分けしてやる訳ですが本当に大変でした。もうハサミを持っている手が痛いしプルプルしてくる訳ですよ、しんどかったですね。

 そして入れ替え当日の閉店間際に何とか600枚完成!!「終わったぞぉぉ!!」その時の達成感、充実感、一体感は中々のものだったと思いますが…。

 その数分後、閉店し、入れ替え直前に事務所に入ってきた「店長のひと言」に全員が怒りと絶望に打ちひしがれる事になります。

店長「そのドル差し、今回は無し、もっと良いデザインがあったから」

スタッフ一同沈黙「・・・・・・」

 もちろん労いと謝罪の言葉など全くありません。「俺、帰ります、主任ボクもう辞めます」などと憤るスタッフたちをなだめ、何とか入れ替え作業を完了し、その晩は残っていた全員でファミレスに行き、店長の大ブーイング大会で盛り上がりました。

 ちなみにその600枚のドル差し、その後も使う事は無く…。倉庫でそれを見るたびに、怒りが込み上げてきたのは言うまでありません。

(文=オーハナB)

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