JRAジャパンC(G1)三強対決!? 悪魔が囁く「2頭飛ぶかもしれないぞ」先週は「◎」スカーレットカラー4着に悶絶……再起をかけた本命馬

 くやしい……くやしい……くやしい……だが、これでいい。

 どうも、今回が2回目の投稿となる「宍戸ハレ」と申します。前回のコラムを読んでいないという方はぜひお読みいただければ幸いです。

JRAジャパンC(G1)にそそられず!? マイルCS(G1)渾身の「◎」! 男なら買わなきゃいけない「穴」がある。それが例え無謀だとしても……

 先週のマイルCS(G1)は「◎」スカーレットカラー4着に悶絶……。直線では一瞬だけ夢を見た。しかし、これでいいのである。いや、良くないのだが仕方がないのだ。

 結果的に、1番人気、3番人気、5番人気と人気馬同士での決着。三連複も1610円と低配当であった。

 私は、三連複とワイド馬券を好んで買うのだが、基本的に人気馬同士の組み合わせは買わないことが多い。購入点数が多くなることに加え、当たってもトリガミとなることもあるからだ。

 先週も11番スカーレットカラーを軸に、相手軸は4番グランアレグリアと7番アドマイヤマーズの2頭。そこから、4、7、8、12、14、17へと流した三連複を購入した。

 これだと、1頭軸のスカーレットカラーが人気薄のため、2、3頭目に人気馬が来ても1頭は人気薄。上手くいけば、人気薄2頭で高配当も狙えるのだ。

 まあ、先週の話はさておき、今週は競馬界注目のジャパンC(G1)。世間的には「どうせ、お堅いんでしょ?」なんて言われるかもしれないが、三強の人気が抜けているからこそ飛んだときが「えげつない」のだ。

 イギリスの登山家であるジョージ・マロリーは「なぜあなたはエベレストに登りたいのですか?」との質問に、「そこに(エベレストが)あるからさ」と答えたそうだ。

 なぜ馬券を買うのかと問われれば「そこに競馬開催があるからだ」ということであろう。

 アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの三強対決と目されるジャパンCは、それぞれが一長一短。「もう3頭で決まるなんて~言わないよ絶対~♪」ということだ。

 三強の内、唯一の古馬であるアーモンドアイ。能力は認めつつも、前走からの距離延長は正直好ましくないと見ている。

 3歳の2頭に関しては古馬との対戦が皆無。能力比較が難しい面もあり、安易に三強対決だとは言えないはずである。

 とはいえ、アーモンドアイとコントレイルは、東京コースのレコードホルダー。やはり、能力が高いのは間違いないだろう。

 だが、今の東京競馬場は例年より時計がかかる馬場。高速馬場の方が合っていると考えれば、適性の差で飛ぶことも考えられないだろうか。

 少なくとも、三強の内1頭は圏外に飛ぶ馬券を想定はしている。ただ、悪魔が囁くのだ「2頭飛ぶかもしれないぞ」と……。

 そうじゃなくても、アーモンドアイとコントレイルが来れば高配当は望めそうもない。デアリングタクトが飛んだとしても、カレンブーケドールかグローリーヴェイズ辺りが来て、先週と同じような(エア)デジャヴーが蘇るのだ。

 くやしい……くやしい……くやしい……だが、これでいい!

 そう、そんな馬券は求めてないのである。となれば、アーモンドアイとコントレイル、馬券的にはどちらかに飛んで頂きたい。

 となれば、昨年の有馬記念か。アーモンドアイが9着に敗れたレースだけに参考になるかもしれない。

 昨年の有馬記念といえば、先行馬が総崩れとなったレース。今年のジャパンC出走馬ではワールドプレミアが3着、キセキが5着に入線した。

 なら、ワールドプレミアか。いやいや、ワールドプレミアは今回が長期の休み明けで、昨年とは順調度合いが違い過ぎる。昨年の有馬記念3着を見ても、狙いは有馬記念ではないか。

 となると、キセキか。いやいや、これも前走の天皇賞・秋(G1)でアーモンドアイにちぎられた馬だ。4コーナー同じような位置取りでの0.8秒差は、逆転の可能性に乏しい。

 狙うは「◎」ユーキャンスマイルだ。

 昨年の天皇賞・秋では勝利したアーモンドアイから0.6秒差の4着。上がり3ハロンは、アーモンドアイの33.8秒を唯一上回る33.7秒であった。ジャパンCではアーモンドアイと初顔合わせとなるが、天皇賞・秋からの400m延長、今年の荒れた馬場なら何とか逆転してくれんだろうか……。

 また、続くジャパンCは5着に敗れたが、その際は重馬場。3着までの3頭は内目を回した馬で、4着のマカヒキも4コーナーでは内を回していた。ユーキャンスマイルは、外々を回される厳しい展開。様々なマイナス要素が重なったことも想像できる。

 次の阪神大賞典(G2)を快勝し、2走前の天皇賞・春(G1)は、荒れた内を突いて4着。前走のアルゼンチン共和国杯(G2)も荒れた内を通らされたが、それに加え58kgのハンデも背負っていた。

 陣営も「斤量(58kg)も微妙に応えたと思いますが、1番は通ったコースですね。道中は距離ロスをなくしてくれましたが、肝心の直線ではいいところに出せず、ずっと悪い内を走らされました」とコメント。岩田康誠騎手も、上手く乗れなかったことについて謝罪していたとのことで、ジャパンCでの汚名返上が期待されるところだ。

 今回のジャパンCに関しては「上位馬とは決め手の差はありますが、器用さとスタミナは兼ね備えています。消耗戦になれば出番はありますよ」と陣営も一発を狙っている様子。

「やられたらやり返す、倍返しだ!」――。引退したスカーレットカラーの分まで取り返してほしい(という切実な願い)。

「○」には、デアリングタクト。三強の中でも、スピードと相反する部分をこの馬には期待したい。

「▲」はコントレイル。無敗の3歳馬で、距離短縮がプラスにはなりそう。

これだと、アーモンドアイとコントレイルの2頭が入った三連複もあることになってしまうのだが、ユーキャンスマイルが来て馬券をハズすと血を吐くことになりかねない。一応、こちらも相手軸に加えておく。

 買い目は、13番ユーキャンスマイルを軸に、5番デアリングタクトと6番コントレイルを経由したフォーメーション。

三連複
13番 - 5番、6番 - 1番、2番、5番、6番(5点)

ワイド
13番 - 5番、6番(2点)

 因みに、今年のジャパンCは東京競馬「12R」となっているので、ご購入の際はお気を付けいただきたい(間違えた方が当たるかもしれんけど……笑)。

 今週も「◎」が岩田康騎手という予想になったが、決して騎手予想ではない。2週連続の「岩田心中」……ベタながら、今週こそは“アイキャンスマイル”といきたいのだ。

(文=宍戸ハレ)