1985年、風営法の大幅改正により、遊技機の型式試験には規則上、種別区分が明記されるようになった。
それまでのパチンコは種別がなく、台ごとの出玉性能や遊技性はバラバラだったものの、この時代にはフィーバー、羽根モノ、権利モノに大別されており、これがそのまま規則上に反映された。
フィーバー機は第1種、羽根モノは第2種、権利モノは第3種。これら以外は普通機、もしくは一般電役に分類された。
保通協の適合第1弾は西陣の『レッドライオン』。累計販売台数は16万台ともいわれ、翌年1986年に誕生した平和の『ビッグシューター』と共に羽根モノ全盛期を支えた。
この頃は、パチンコのいわゆる一発台も台頭した時期でもあった。その大半は規則上こそ射幸心の低い普通機、もしくは一般電役とされながらもホール側の意図的な調整などにより、一度の大当りで無制限に近い出玉を得ることができた。
当時のパチンコホールは定量制が広く採用され、特定個数の獲得で打ち止めとなるケースが多かったものの、そんな中で大ヒットしたのが三共(SANKYO)の『スーパーコンビ』である。
役モノ内の3つ穴クルーンのうち特定の穴に入れば実質3,000~5,000個の出玉を獲得できる仕様で、その後は『スーパーコンビⅡ』、『スーパーコンビSP』と後継機も登場した。
初代の登場から35年、シリーズとしては20年ぶり。SANKYOはこのほど、伝説的名機の後継機『Pスーパーコンビα7500』の発売を発表した。
同社HP上の「新製品のご案内」を見る限り、伝統の3穴クルーンや大当り中に流れる「静かな湖畔」はしっかりと継承されている模様。スペックに関しては「今のトレンド」にアレンジし、1度の大当りで1500個×5セット=合計7500個(出玉は払い出し。残保留4個、当該保留含め5セット消化時)の出玉を獲得できるとのことだ。
また、大当り中の消化もスムーズなことから、夕方以降の短時間にも適したマシンだという。
昨今ではマルホン工業の『CR天龍インフィニティ』など、クルーンと玉が織り成す刹那的ゲーム性は熱狂ファンを持ち、発表後はSNS上でも大盛り上がりを見せた。
「この盤面だけでご飯が食べられる」「お帰り青春」などと業界関係者もつぶやき、最近ではボートレース分野での活躍が目立つパチスロライター・ういちさえも「久々にたぎってきた」とテンション爆上がりの様子が見受けられる。
導入は2020年1月上旬を予定としているとのこと。詳細は後日、製品サイトで公開されるようだ。
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