フワちゃんに蹴散らされた女たち…鈴木奈々、滝沢カレン、丸山桂里奈が“飽きられた”理由

 先日、ある女性タレントが久々にテレビに姿を現し、視聴者を沸かせた。鈴木奈々だ。

「鈴木は、10月8日に放送された『ロンドンハーツ3時間SP』(テレビ朝日系)の恒例企画『スポーツテスト2020』に参戦。助走をつけながら台車に乗り込み、沼が待ち受ける落下ポイントのギリギリで止まれた人を勝ちとする新種目『ギリギリ・チキンレース』に挑み、自ら泥の中に飛び込むファイティングスピリットを見せました。これで、健在ぶりをアピールできたのではないでしょうか」(芸能ライター)

 しかし、かつては見ない日はないほど活躍していた鈴木が、なぜここまで露出を減らしてしまったのだろうか?

「出身県である茨城在住の彼女は、今も在京キー局に電車通勤、もしくは帰りが遅いときは夫の運転する車で行き来していますが、コロナ禍でそれができなくなり、リモート出演が多くなってきました。しかし、東京と茨城という距離的な問題なのか通信環境が悪いこともあり、制作サイドとしてはオファーするにも心理的な制限がかかってしまったのです」(テレビ局関係者)

 また、もともと鈴木は体を張った芸風で知られる。代名詞であった『オールスター感謝祭』(TBS系)の「ヌルヌルトレジャーハンター」も、10月3日の放送では中止となってしまったように、彼女に合う仕事が自然と減ってしまったのだ。

 そんな鈴木をはじめ、多くの女性バラエティタレントが伸び悩んでいる今、すべてを蹴散らしているのがフワちゃんだ。なぜ今、彼女の1強時代がやってきているのか? 他の女性タレントの衰退とあわせて見ていこう。

フリー転身を見誤った馬場ももこアナ

 今年3月にテレビ東京を退社したことで話題となったのが、鷲見玲奈アナウンサーだ。彼女が新天地として選んだのが、セント・フォースである。

「確かに、この事務所は川田裕美や神田愛花などの売れっ子フリーアナがいることで知られていますが、どうも女子アナたちには『ここに入れば売れる』という幻想があるような気がしてなりません」(同)

 2019年4月に4年勤めたテレビ金沢を飛び出し、セント・フォースに鳴り物入りで入ったのが、馬場ももこアナだ。地方の局アナでありながら『行列のできる法律相談所』や『今夜くらべてみました』(ともに日本テレビ系)でのハイテンションキャラが受け、フリーに転身。当初は「金沢の暴れ馬」との異名で注目されたが、結局のところ呼ばれるのは故郷・新潟の『夕方ワイド新潟一番』(テレビ新潟)などで、キー局での起用は少ない。

「フリーになって人気が出る理由は、ズバリ“アナウンサーなのに”というギャップです。それでいえば、川田裕美は局アナ時代には見せなかった“スキップが下手”という一面が新鮮に映り、ブレイクしました。しかし、馬場の場合は局アナ時代から自由奔放なキャラを貫いており、フリーになってからも変化がありません。そして、フリーになったらもっと強烈なキャラはいる。完全に見誤りました」(同)

元AKBの西野未姫は“韓国マニア”に

 鈴木と同じTWIN PLANET ENTERTAINMENTに所属しているのが、元AKB48の西野未姫だ。先輩の鈴木と同じくオーバーアクションを武器にバラエティで活躍したが、最近は鈴木以上に見ないどころか、10月12日には新型コロナウイルスに感染し治療中であることが発表された。10月8日にツイッターで「家の中にヤモリいたんだけど、幸運って本当かな」と投稿していたのが、何とも切ない。1日も早い回復を祈るばかりだ。

 そんな西野は最近、韓国ドラマの鑑賞、韓国語の習得、韓国グルメの食べ歩きと、とにかく韓国への熱量が高い。「美少女、美少年」を指す「オルチャン」という韓国語を冠したユーチューブチャンネル「オルチャンみきちゃん」を開設しているほどだ。

 また、アイドル時代は“第2のまゆゆ”として親しまれていたが、一時は激太りして話題となった。今は再び美しく痩せているが、いずれにしても、なかなか定まらない日々が続いているようだ。

滝沢カレン、丸山桂里奈も飽きられ始めた

 さらに、一時代を築いた滝沢カレン丸山桂里奈にも、業界内では「飽きた」という声が聞こえ始めているという。

「タレントを四字熟語であだ名づけしたり、即興ソングを歌ったり、さまざまな引き出しを見せてきた滝沢ですが、最近はなぜかスタジオに謎の老人の腹話術人形を持ち込み、腹話術に挑戦しています。しかし、『行列のできる法律相談所』に出たときは持ってくるのを忘れてしまうという大失態を犯し、チャンスを逃していました。

 また、ブレイクのきっかけにもなった意味不明の日本語トークですが、とにかく彼女は一つひとつの話が長すぎる。『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)でも、平気で10~15分いく場合もありますから、これではさすがに使いづらいという事情もあります」(在京キー局ディレクター)

 また、丸山もいよいよ“賞味期限切れ”だという。

「9月に元サッカー選手の本並健治と結婚するや、いきなりカップルでのバラエティ出演を解禁していますが、本並が彼女に対して優しいのか、すでにあきれているのか、バラエティ的においしい“夫婦喧嘩”にもならず、期待していた制作関係者はガッカリしています。

 ちなみに、彼らは10月8日放送の『ぐるナイ』(同)の『ゴチバトル』特別編に夫婦で共演していました。そのとき、料理の感想を聞かれた丸山は、いつものように『仔牛がブランケットとかに巻かれてキノコを採りに行ったのをそのままいただいている感じです』と言ったのですが、ナインティナイン・矢部浩之から『そろそろやめてくれへん? まったくわからない』とズバリ指摘されていました。我々としても“誤変換キャラ”はもうお腹いっぱいです」(放送作家)

“事務所のゴリ押し”とは無縁なフワちゃんの強み

 では、そんな彼女たちをしのぐフワちゃんの強みとは、いったい何なのだろうか?

「まず、事務所に所属しておらず仕事に制限をかけないこと。その象徴ともいえるのが、この秋から『グッとラック!』(TBS系)の金曜のレギュラーコメンテーターに起用されたことではないでしょうか。

 10月9日の放送では、池袋暴走事故の初公判のニュースを紹介した際、被害者遺族に同情したのか、言葉に詰まり、涙を流していました。こうしたワイドショー出演は最近の視聴者感情から考えると諸刃の剣で、うまくいけば好感度が上がりますが、どちらかといえばデメリットの方が多い。それは、本人の力量よりも、裏に事務所のイメージ戦略やゴリ押しが透けて見えてしまうからです。しかし、フワちゃんの場合はすべて自分で判断して請け負っているため、そこに嘘がない。

 かと思えば、『アイ・アム・冒険少年』(同)では離島から有人島まで自力で逃げる『脱出島』という体当たり企画も挑んでいます。さらに、自撮り棒を片手に大物芸人にフランクに迫っていく天真爛漫さは、後付けかもしれませんが、コロナ禍で人との距離を必要以上に考えるようになってしまった日本人にとって、少し憧れなのかもしれません」(前出のテレビ局関係者)

 とはいえ、隣の楽屋から聞こえてくるクリス松村の声がうるさいことや、カンニング竹山とのプライベートのやり取りをネットでさらすなど、視聴者の中には「礼儀礼節に欠けている」「どうして人気なのかわからない」という声もあることは事実だ。いずれにしても、フワちゃん時代はまだまだ続きそうである。

(文=編集部)