俳優の伊勢谷友介が8日、大麻取締法違反の容疑で逮捕された。伊勢谷といえば東京藝大大学院卒という学歴を持ち、俳優や映画監督などの芸能活動をこなす一方、クリエイターなどが連携して社会課題解決を実践する会社リバースプロジェクトの経営者としての顔を持つなど、多彩な才能を発揮。それだけに“一俳優”が起こした事件以上の衝撃を世間に与えている。
「伊勢谷は連続テレビドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)に警察学校教官の役で出演しており、その最終回が先週5日に放送されましたが、その3日後の逮捕となったわけです。伊勢谷の逮捕をスクープしたのは日テレなだけに、まるで最終回放送を待っての逮捕とも邪推されそうなタイミングについて、日テレと警視庁の間でなんらかの“やりとり”があったのではないかという噂まで、日テレ局内では広まっています」(テレビ局関係者)
前述のとおり伊勢谷は2009年にリバースプロジェクトを創業し、精力的に環境保護や教育、地方創生などに関する活動を展開していることでも知られている。さらに、オンライン教育事業を手掛けるLoohcsの取締役を務めるなど、活動は幅広いが、伊勢谷はあるメディアの取材で、こうした活動の動機などを聞かれ、次のように語っていた。
<人類が地球に生き残るにはどうするべきか?>
<政治や民主主義の新しいシステムも模索しており、教育分野にも取り組み始めました>
<現代社会には『志』が不足しています>
さらに自身のインスタグラムでも次のように投稿していた。
<皆さん「幸せ」と漠然的に言いますが、ちゃんと定義づけてますか? 僕はハッキリしています。「幸せ」とは脳内物質が出てるか出てないかです。色んな時に脳内物質が出るのですが、出てる時は決まって「今に集中している時」。つまり、「未来を心配したり、過去を後悔してない時」のこと。だから幸せに生きるって、どれだけ今に集中している時間を作れているかだと考えるのです>
<「地球における人類社会の未来」を考えるきっかけなど、環境の事、そしてその為に出来る事を、皆と共有していけたらなと思ってます!!!>
<まずは、社会課題やファクトを”知ること”が大切です。映画『もったいないキッチン』を題材に楽しみながら食品ロスの現状を知ることができるイベントを行います>
<【#学びを止めるな】逆境に挑む中高生に、「最高の学習機会」を! クラウドファンディング完了。中高生にPCとWi-Fi環境の提供を開始しました!>
<厳しい経済環境に加え、コロナで学校の授業も停止し、学びの機会が奪われている高校生に対して、
・皆さんの寄付で最大100人分の【パソコン・Wi-Fiを届ける】
・Loohcs高等学院の負担で、最大100人分の【オンラインゼミ授業を無償で届ける】
これにより、オンライン学習機会の提供を実現します。(略)理想の社会への一歩を作るチャレンジにご協力お願いいたします!(略)ぜひシェアと、寄付をお願い致します。>
“理想の伊勢谷友介”を演じていた
こうした伊勢谷の言動や事業家としての活動について、週刊誌記者はいう。
「俳優業に始まり、一連の伊勢谷の活動やメディアでの振る舞い、発言などをみていると、常に“理想の伊勢谷友介”を演じていたように感じます。慈善事業家としての顔の一方、素の伊勢谷は薬物を常習し、過去には元交際相手の女優、長澤まさみへのDVが取り沙汰されたこともあり、二面性を持っていたということでしょう。
結局、伊勢谷は自身の“偽善”活動に賛同して協力してくれていた人たちを裏切った格好となったわけですから、その責任は重い。伊勢谷のインスタからは、逮捕後、次々と企業がらみや一定の立場のある人と映った写真の投稿などが削除されていますが、すでに伊勢谷と関わってきた人や組織が、その関係性をなかったことにしようと躍起になっている様子がうかがえます」
違法な薬物に手を出した代償は大きいようだ。
(文=編集部)