2018年1月に引退を表明した音楽プロデューサーの小室哲哉が、約2年ぶりに音楽業界に復帰することが話題になっている。7月24日に配信される乃木坂46の新曲『Route 246』の作曲・編曲を手掛けた。18年にプロデュースしたLaLuce『風よ吹け!』以来の楽曲提供となる。
小室は復帰にあたり、「近しい知人に一年間背中を押され、今回悩みに悩んで作曲・編曲を手掛けさせていただきました。ここ数年ゼロからアートを学び、改めて概念、すなわちコンセプトを持った創造物の貴重さを感じています。今回のコンセプトは友情でした。友人の期待に応えたい一心で今作を作りました」とコメントしている。だが、華々しく返り咲いたというムードは薄く、メディア関係者の間では「やっぱり」と呆れる声があがっている。
18年に小室が引退を宣言したのは、看護師との不倫疑惑報道の釈明会見の場だった。11年にくも膜下出血で緊急手術を受けた妻でglobeのボーカル、KEIKOのリハビリ生活を献身的に支えていると思われていただけに、世間を驚かせたが、テレビ局関係者はいう。
「小室さんは人の同情を誘うのがうまい。会見では涙ながらにKEIKOの介護に疲れて大人の話し合い相手が必要だったなどと訴え、終始“かわいそうな落ち目の音楽プロデューサー”という役を演じ切りましたからね。かつて詐欺容疑で逮捕され、古巣であるエイベックス元社長の松浦勝人さんに保釈金や損害賠償金などの支払いのため数億円を借りたといわれていますが、人の情けに訴えるのが彼の常套手段。なかなか強かな男ですよ」
釈明会見の直後、小室はKEIKOを大分にある実家に預けっぱなしで、小室はほとんど看病をしていないとも報じられた。
「引退宣言から2年足らずでの復帰は、業界的には予想通りといったところですが、小室のバックには松浦さん、つまりエイベックスという大きな存在がついていますから、主要マスコミは叩けないんですよ。小室さんも松浦さんへの借金がまだ残っていますから、働かないわけにはいかないんですよ」(週刊誌記者)
松浦氏の意味深ツイート
小室は6月11日の深夜に放送されたラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)に出演し、今年に入り松浦氏から「スタジオでレコーディングをやってるから遊びに来ませんか」と連絡があったのがきっかけだったと明かしている。1984年に音楽ユニット・TM NETWORKでデビューした小室は91年頃に松浦氏と会い、エイベックスと契約。90年代は“小室ファミリー”と称された小室プロデュースのアーティストたちが大活躍し、日本の音楽業界の一時代を築いた。しかし、昨年12月に松浦氏はツイッターで以下のように投稿していた。
「小室さんにまた名曲をかいてもらきたいけど無理なのかな。何年もヒット曲ないもんね。ほんと頑張ってもらいたいけど、松浦くんとはもう10年も付き合いづらい関係なんだ、とか言われちゃうと俺も萎えちゃうわ」(原文ママ、以下同)
「そういう人だと思ってたけどね,ぼくはお金はいらない。だけどね。。KEIKOをほっておいて、挙げ句の果てに僕にまでそんなこというってどういうことなのかなぁ」
「あの人を助けるためにお金を貸したけど、その人は返す気もないという。意味がわからん。2023年に一括返済の予定だけど、あなたの得意なあれを差し押さえでもする以外方法はないなぁ。本当にあの時、全てはあなたがいたおかげだと言ったことを真に受けているならそろそろ夢から目覚めろと言いたいね」
小室はそんな松浦氏と今年2月に再会し、復帰が実現したとのことだが、前出と別のテレビ局関係者はいう。
「すべて松浦さんが仕掛けたのでしょう。それで2人がウィンウィンの関係になるならいいんじゃないですか。小室さんは借金を返さない限り引退はできませんよ。引退宣言も茶番だったというわけです」
復帰の背景には、複雑な事情があるようだ。
(文=編集部)