JRA七夕賞(G3)13番人気ラブカンプー指名「爆穴」予想家が今週も大波乱予告!? 上位人気「完全崩壊」狙いの「特注★」は……

 12日、福島競馬場では夏のローカルハンデ重賞の七夕賞(G3)が行われる。過去10年で二桁人気馬が3勝するなど荒れるレースとして有名だ。先週のメインレースも東西揃って大波乱となった夏競馬だけに、穴党には絶好の狙い目ではないだろうか。

 先週担当したCBC賞(G3)は爆穴候補に指名したラブカンプーの激走を読み切りながらも、それ以外が揃って凡走……。13番人気93.1倍という結果に「こんなことなら単勝を買っておけばよかった」と後悔した馬場読みマイスター(仮)与田飛鳥が予想する。

 今週は天気に関しては度外視のスタンスで入りたい。先週福島で行われたラジオNIKKEI賞(G3)は逃げ先行馬が多数出走するため、差しが決まる展開を想定していたが、まさかまさかの逃げ馬のぶっちぎり。これはもう前残りを決め打ちする方が賢明か。

「◎」はヒンドゥタイムズ(牡4、栗東・斉藤崇史‎厩舎)にしたい。

 北村友一騎手と斉藤崇史‎調教師のコンビは宝塚記念(G1)を制したクロノジェネシスと同じコンビだ。下鴨S(3勝クラス)を勝ったばかりとはいえ、3歳時の京成杯(G3)で3着しているように能力は重賞でも通用する。2走前の但馬S(3勝クラス)ではブラヴァスを捉え損ねたが、これは展開の紛れによる前残り。そのブラヴァスが新潟大賞典(G3)を4着して今回人気するなら妙味はこちらだろう。

 今年前半で不振が目立った北村友騎手だが、CBC賞でも11番人気のアンヴァルで2着に食い込むなど完全復調の気配。絶好調の鞍上の手綱捌きにも期待だ。

「〇」はパッシングスルー(牝4、美浦・黒岩陽一厩舎)でどうか。

 今年の愛知杯(G3)を7着に敗れ、ダートを2戦したが、やはり芝でこその馬。紫苑S(G3)で2着に退けたフェアリーポルカは中山牝馬S(G3)、福島牝馬S(G3)を勝ち、3着カレンブーケドールは秋華賞(G1)、ジャパンC(G1)、京都記念(G2)で連続2着した実力馬である。

 ダートからの転戦だけに人気的にも盲点となる可能性も高い。「夏は牝馬」の格言もあるように絶好の狙い目だろう。骨折から復帰した戸崎圭太騎手も徐々に復調を見せており、頼もしい。

「▲」には同じく牝馬のリュヌルージュ(牝5、栗東・斉藤崇史‎厩舎)。

 斎藤厩舎は◎ヒンドゥタイムズと2頭出し。最軽量の52キロで出走できるのは何よりの魅力だ。福島牝馬Sこそ8着と精彩を欠いたが、中山牝馬Sを2着、マーメイドS(G3)で3着した実力は侮れない。

 今回は落馬負傷した団野大成騎手からM.デムーロ騎手への乗り替わりとなるが、元々コンビを組んでいただけに大きな割引とはならない。

「△」にはマイネルサーパス(牡4、美浦・高木登厩舎)を押さえておく。

 56キロで快勝した福島民報杯(L)とほぼ同じの56.5キロで出られるのが強み。鞍上の国分優作騎手とのコンビは2戦2勝とパーフェクト。福島との相性も【2.1.0.0】なら軽視はできない。

 昨年のラジオNIKKEI賞でも2着しているようにこの舞台は得意。良でも重でも安定して走れる晴雨兼用ぶりは天気に左右される心配も少ない。

「★」に抜擢したのはヴァンケドミンゴ(牡4、栗東・藤岡健一厩舎)だ。

 同馬の4勝はすべて福島であげたもの。福島で4戦全勝の無敗馬である。明らかに他場と走りが異なっており、福島では別馬といっていいほどの強さを見せる。福島で買わない理由がない。この馬が来れば高配当間違いなしだろう。

 トップハンデ57キロのクレッシェンドラヴ(牡6、美浦・林徹厩舎)、D.レーン騎手の不振が目立つジナンボー(牡5、美浦・堀宣行厩舎)、福永祐一騎手で勝ったことのないブラヴァス(牡4、栗東・友道康夫厩舎)、前走福島民報杯を3着も完敗しているウインイクシード(牡6、美浦・鈴木伸尋厩舎)らは上位人気が予想されるが、思い切って軽視したい。


 買い目は以下の通り。

馬連 4点流し、3連複 6点流しの10点。

 [ヒンドゥタイムズ] ⇒ [パッシングスルー, リュヌルージュ, マイネルサーパス, ヴァンケドミンゴ]

 今度こそ「爆穴」ゲットといきたい。

(文=与田飛鳥)