ナベプロ元常務、タレントへ“鬼畜セクハラ”に業界震撼…超人気アイドルとの醜聞揉み消し

 11日発売の「週刊文春」(文藝春秋)でタレント・渡部建(アンジャッシュ)の不倫が報じられ世間を驚かせたが、同日に「文春オンライン」が放った別のスクープにマスコミ業界が大騒ぎとなっているようだ――。

 ナベプロこと大手芸能事務所ワタナベエンターテインメントの常務取締役だった大澤剛氏が、自身がプロデュースした若手男性アイドルに対しセクハラ行為におよんでいたことが発覚。被害男性へ大澤氏から送られていた卑猥なLINEの内容も「文春」で公開された。

「本当に驚きました。彼のパワハラやセクハラは同業者やメディア関係者の間では常識といえるくらい有名な話ですが、まさか所属タレントにこんな想像を絶する鬼畜な行為をやっていたとは信じられません。同業者の間では渡部の件より話題になっています」(芸能事務所関係者)

 大澤氏といえば、2014年8月にナベプロに所属する超人気女性アイドルとの“ホテル密会”を週刊誌が報じ、ヤフトピ(ヤフーニュース トピックス)にも取り上げられたが、なぜかすぐにヤフトピから記事が消されるという出来事があった。

「大澤氏にはヤフトピの記事を取り下げさせてスキャンダルを揉み消すほどの力があるのかと、当時業界内では話題になりました。そのときの週刊誌に掲載された写真をいまだに保存している芸能記者も少なくありません。大澤氏を相手にするなら、これくらい持っていなくてはダメですよ」(スポーツ紙記者)

 今回のセクハラ問題を重く見たナベプロは、大澤氏に役員解任、停職という処分を下したが、テレビ局関係者は語る。

「“ナベプロの大澤氏には気をつけろ”というのはテレビをはじめマスコミ業界では常識です。積極的にこちら側の弱みを握ろうとしてくるのですが、彼に弱みを握られたらおしまい。例えば、大手芸能事務所の人間はマスコミ各社、特にスポーツ紙の記者を接待することがよくあります。高級な店での会食はもちろん、キャバクラなどの飲食店にも支払いは大澤氏持ちで連れて行ってもらえるわけです。酒が入ってホステス相手ともなれば醜態をさらす人も出てくるわけですが、大澤氏はそういうのを隠し撮りしておいて、タレントの不祥事などがあった時に報道させないように圧力をかける材料にするわけです」

芸能界の最悪な部分が露呈

 ナベプロといえば老舗の大手芸能事務所だが、そんな大企業の役員が自社の所属タレントを性のはけ口の道具に使ったり、マスコミ関係者の弱みに付け込むような手口を日常的に使っていたのだとすれば、決して許される行為ではない。前出と別の芸能事務所関係者はいう。

「一般常識に照らせば、解雇、軽くても自主退社という処分が妥当でしょう。芸能事務所の幹部や社員が絶対にやってはいけないことが、タレントに手をつけること。大澤氏の場合は数年前の女子アイドルとのホテル密会報道の時にはすでに結婚もしていたし、子どももいましたが、ナベプロは大澤氏を不問にした。今回も建前上は停職処分なんて言っていますが、ほとぼりが冷めた頃にまた同じような“汚れ仕事”に戻すんじゃないかと、もっぱらの噂です」

「芸能界の最悪な部分が露呈した今回の報道」(テレビ局関係者)という言葉が、芸能界の闇の深さを物語っているのかもしれない。

(文=編集部)