JRA中山記念(G2)軸はラッキーライラックで鉄板? 関係者情報から探り出した「超穴馬」2頭で高配当を狙う!

 3月1日(日)に中山競馬場にて開催される中山記念(G2)。

 今年は9頭と少頭数ながら、G1馬が5頭も顔をそろえた豪華メンバーとなった。もはやG1クラスとも言える、このレースを関係者からの有力情報を元に予想していきたい。

「◎」はラッキーライラック(牝5、栗東・松永幹夫厩舎)だ。

 昨年も中山記念から始動し、2着に好走。その後、春は凡走が続いたが、秋に入ってから府中牝馬S(G2)を3着し、大一番のエリザベス女王杯(G1)で2つ目のG1タイトルをモノにした。最終戦は香港へ遠征し、香港ヴァーズで2着になっている。

 エリザベス女王杯の時の馬体重が518kgだったが、ここにきてさらに成長しているという。「追い切り後で530kg。それでもまったく太目感はないし、実が入って凄い充実ぶり」という。香港からの帰国初戦となるが、「立ち上げがスムーズ」と稽古に乗ったM.デムーロ騎手も絶賛。「スミヨンの騎乗で馬も自信を取り戻した感じ」と陣営は笑顔を隠さなかった。

「○」は昨年の春秋マイル王インディチャンプ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)を指名。

 一昨年末に条件戦を勝ち上がってオープン入り。昨年初戦は東京新聞杯(G3)を選び、重賞初制覇を挙げる。マイラーズC(G2)ではダノンプレミアムの4着に終わるが、続く安田記念(G1)ではそのダノンプレミアムやアーモンドアイなど強敵を撃破してG1タイトルを奪取。

 秋は毎日王冠(G2)から始動して3着に好走。本番のマイルCS(G1)では、再びダノンプレミアムを完封して春秋マイルG1制覇を成し遂げる。その後、香港へ遠征し、香港マイル(G1)に出走するも7着と凡走する。

 中間の調教ではサンライズノヴァなど古馬の一線級を一蹴する順調さ。「脚力は非凡。まだ気性面で課題は残るものの、毎日王冠の内容からも乗り方ひとつで1800mもOK」と陣営は語る。

 主戦の福永騎手も「毎日王冠の時より調教の密度は濃く、休み明けでも十分過ぎる仕上がり。折り合いを考えればコーナー4つの方が競馬は組み立てやすく、対応できると思う」と 自信を覗かせていた。

「▲」はダノンキングリー(牡4、美浦・萩原潔厩舎)とする。

 昨年の皐月賞(G1)3着、日本ダービー(G1)2着の実力馬。秋は菊花賞へ向かわず、毎日王冠(G2)から始動。G1馬5頭をまとめて一蹴する強い競馬で勝利する。だが、マイルCSでは澱みのないハイペースで5着と涙を飲んだ。

 中間の状態はいいようで「ここまで順調な調整ができました。最終追い切りの感じは良かったです」と萩原調教師はコメント。「能力は高い馬ですし、中山1800mという条件も合っています」と愛馬の能力を確信している。

「△」はマルターズアポジー(牡8、美浦・堀井雅広厩舎)だ。

 一昨年の中山記念で3着に入って以降、同年の鳴尾記念(G3)で掲示板に載っただけで、目下14連敗中。今年の初戦となった京都金杯(G3)も逃げの競馬に徹したが、粘ることができず2ケタ着順に終わっている。

 ハイペースの逃げ馬として名を馳せたこの馬も、このレースでラストランになる。「今回で40戦目になります。先週にしっかりやって今週は調整程度でしたが、いい追い切りの内容でした」と堀井調教師。「メンバーがメンバーですからね。ここも自分の競馬をするだけです」とラストランに賭ける意気込みを語った。

「☆」にはゴールドサーベラス(牡8、美浦・清水英克厩舎)を挙げたい。

 一昨年、自己条件戦を勝ってオープン入りしているが、4回掲示板には載っているものの今年初戦の東京新聞杯まで15連敗。「netkeiba.com」の予想オッズでも最低人気で200倍を超えている。

 だが、陣営に諦めムードはない。「森林馬道を利用したり、調教を工夫することで気性面が改善されてきました」と清水調教師。「中間の動きもいいですし、仕上がりに関しては問題ありません」「少頭数で馬群を捌きやすいのは魅力です」と付け込む隙があることを仄めかし、「終いの脚は確実なので、道中の立ち回りが鍵でしょう」と好走を匂わせた。

 今回は7番ラッキーライラックを軸に、1番インディチャンプ、3番ダノンキングリー、6番マルターズアポジー、9番ゴールドサーベラスの3連複6点で勝負したい。

 少頭数で有力馬が多いので、手堅く見えるがマルターズアポジーとゴールドサーベラスの激走があれば高配当も見込める。