「GettyImages」より(Chris Jackson / スタッフ)
イギリスでは、ブレグジットの話題が霞んでしまうほど、ヘンリー王子・メーガン妃の王室離脱問題が物議を醸した。
夫妻の高らかな「高位王族引退」発言は、わずか10日ほどで鎮圧され、事実上の『王族引退』宣言に変わった。ヘンリー王子は、公務から手を引くこと、殿下・妃殿下といった王族の称号を返上すること、王室助成金は受け取らない、ロンドン郊外ウインザーのフロッグモア・コテージの改修費を返還するといった発表とともに、公務への未練ものぞかせた。
もしこれが日本で起こったことであれば、いつまでも事態は収まらなかったように想像されるが、エリザベス女王の決断は実に迅速であった。冷酷だというバッシングも起こったが、ヘンリー王子夫妻を「いいとこ取り」と感じていた人々の溜飲が下がったのは間違いない。