「JRAはお堅い」川崎“ミシェル・フィーバー”に大物馬主が疑問……「こういう人を大事にしないと」美人過ぎる騎手に中央の壁

 29日に2020年最初のG1川崎記念が開催される川崎競馬場だが、現地は一足早く“フィーバー”している。

「馬も頑張ってくれて、ハッピーな1日でした!」

 そう笑顔で語ったのは、フランスから短期免許で川崎に参戦している「美人過ぎるジョッキー」ミカエル・ミシェル騎手だ。

 昨夏、JRAの札幌競馬場で行われたWASJ(ワールドオールスタージョッキーズ)の際に初来日し、そのルックスで話題沸騰。帰国の際には「この国に恋をしました」という名台詞を残し、日本の競馬ファンを虜にした。

 あれから約半年ぶりの来日とあって、川崎競馬場にはメディアが殺到。G1どころか、交流重賞すら行われない“平常”の川崎競馬が、ここまで注目されるのは極めて異例と言えるだろう。

「JRAも相変わらずお堅いなあ」

 そんな盛り上がりを受け、自身のブログで率直な感想を語ったのが、先週のAJCC(G2)に出走したニシノデイジーや、今週のシルクロードS(G3)に登録しているセイウンコウセイなど、「ニシノ」「セイウン」の冠名で知られる西山茂行オーナーだ。

 ブログによると、やはりミシェル騎手はJRAでの短期免許取得を目指していたようだが、JRAの定める基準を満たさなかったため、川崎での免許になったようだ。

 この状況に対して西山オーナーは「女子だけ特例にすればいいのに」と持論を展開。

「せっかく日本に来てくれた、こういう人を大事にしないと」と、ミシェル騎手がJRAで騎乗できない現状に疑問を呈している。

「確かに西山オーナーがおっしゃる通り、もしミシェル騎手がJRAに参戦していたら、もっと盛り上がっていたでしょうね。ましてや、今はJRAとしてもG1のない時期。ミシェル騎手のような注目を集める“看板”が参戦すれば話題になりますし、馬券売り上げ的にもありがたい存在になったと思いますよ」(競馬記者)

 JRAは2017年に、従来の短期免許の取得条件を大きく引き上げている。JRAが指定する国際競走の内、通算で2つ勝っているという“特例”はあるものの、ミシェル騎手が所属するフランスなどの欧州主要国ではリーディング5位以内に入ることが条件だ。

 昨年、24歳の若さで英国リーディングを獲得し「若き天才」と称されるO.マーフィー騎手の例外はあるものの、同年の女性騎手にとっては、かなりハードルの高い条件と述べざるを得ないだろう。

「騎乗技術も、昨年の札幌しか見ていないけどかなりの高レベル」

 西山オーナーも、ミシェル騎手の手腕を高評価している。果たして「美人過ぎるジョッキー」のJRA短期免許参戦は実現するのだろうか。JRAの柔軟さが問われている。