【フェアリーS(G3)展望】「アメリカ帰り」JRAルメールVS「絶好調」マーフィー対決! オーロラフラッシュかシャインガーネットか? 荒れる牝馬重賞を制するのは!?

 

 13日(月)に中山競馬場にて3歳牝馬戦線最初の重賞となる、フェアリーS(G3)が開催される。

 中山のマイルということで、クラシックに直結しない感は否めないが、NHKマイルC(G1)を制したアエロリットやヴィクトリアマイル(G1)2着のプリモシーンなどがこのレースをステップに出世している。

 また、過去10年で1番人気が3連対しかしておらず、馬券的な妙味もあるレースである。

 今年は27頭が特別登録しており、フルゲート18頭は確実な状況だ。中でも注目を集めているのが、C.ルメール騎手騎乗のオーロラフラッシュ(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。

 外国産馬で父は日本でも活躍馬の多いフランケル。8月の札幌でデビューするが、5着と掲示板を確保するに留まる。2週間後の未勝利戦に出走するが、ここでもクビ差及ばず2着に終わる。仕切り直しで10月の東京未勝利戦に出走。ここでは圧倒的な1番人気に応え、上がり最速の脚を披露して快勝。東京スポーツ杯2歳S(G3)に唯一の牝馬として参戦。勝ち馬の強さが目立ったレースだったが、4着と好走してみせる。

 中間の調整も順調なようで、「体がしっかりしてきて体調は上向き。今回は牝馬同士だし、1勝馬が多い組み合わせなら重賞でも楽しみ」と陣営はコメントしている。

 無敗の2勝馬の1頭がアヌラーダブラ(牝3、美浦・萩原清厩舎)だ。

 9月の中山でデビュー。圧倒的な1番人気に推され、危なげなく勝利を飾る。続いて東京の2歳1勝クラスの条件戦に出走。ここでも圧倒的な1番人気に推され、好位から抜け出す競馬で上がり最速となる33.3秒の脚を披露して連勝する。

 1週前追い切りは美浦南Wコースで行われ、単走で6F 80.8-11.9秒と好タイムをマーク。前走よりさらに気配が上向いている。

 無敗の2勝馬、もう1頭はシャインガーネット(牝3、美浦・栗田徹厩舎)だ。

 9月の中山でデビュー。前目から進出している競馬で、後続をアタマ差抑えて勝ち星を挙げる。続いて赤松賞(1勝クラス)に出走。ここでも好位から進出する競馬で、半馬身差しのいで連勝を飾る。

 1週前追い切りでは、新コンビとなるO.マーフィー騎手を背に、美浦南Wコースで5F 67.3-12.4秒をマーク。好調さをキープしている。

 1勝馬ながら、新馬戦でインパクトを与えたのがダイワクンナナ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)だ。

 母ダイワスカーレットという良血で、父はノヴェリスト。11月の東京でデビューするが、2番人気だった。スタートから3番手につけるレース展開で、直線抜け出すとそのまま後続を突き放し、3馬身半差をつけて完勝する強い内容だった。

 このほか、2勝馬のスマイルカナ(牝3、美浦・高橋祥泰厩舎)や、ペコリーノロマーノ(牝3、美浦・久保田貴厩舎)らに注目しておきたい。

 今年最初の3歳牝馬対決。荒れるこのレースを制して、今後活躍する馬は出てくるか?