1万円以下&ブルートゥース対応…激推奨のスピーカー5選!コンパクト&防水&重厚な音質

 今や音楽の楽しみ方もスマートフォンやパソコンがメインになっているが、大人数で楽しむ際にはスピーカーが欠かせない。そこで、秋の行楽シーズンに大活躍してくれそうな、アウトドアでも使える防水ワイヤレススピーカーをビックカメラで探してみた。

 コジマやソフマップをグループ企業化しており、家電業界で2位の売り上げを誇るビックカメラ。都市型の店舗が多いため最先端アイテムの品揃えが豊富で、Bluetooth対応スピーカーも限定カラーが充実している。

 スピーカーのセレクト基準は「持ち運びができるコンパクトサイズ」「防水機能は雨に濡れても大丈夫なIPX5以上」、そして「価格は1万円以下」とした。普段使いにも便利なBluetooth対応スピーカー5選を紹介する(価格は税込み)。

JBL FLIP4GRY ブルートゥース スピーカー/8660円

 JBLはプロ御用達で多くの劇場や映画館でも採用されている、老舗の音響メーカースピーカー。そんなJBLが培ったノウハウをコンパクトに詰め込んだのが、このスピーカーだ。

 クリアな中高音と厚みのある低音に定評があり、全体のまとまりが良い。音質に関しては1万円以下のスピーカーで最高峰レベルといわれており、人目を引く筒状のデザインもアウトドア映えする。ビックカメラでは店舗限定の柄も多数用意されているので、ファッションに合わせて選べるのもうれしい。

 防水機能はIPX7で、水深1mに30分間沈めても機能に問題がないことが認められている。突然の豪雨をはじめ、万が一、川や湖に落としても壊れにくいため、予期せぬトラブルが起こりがちなキャンプなどでの使用も安心だ。連続再生もワイヤレスで10時間以上可能なので、充電が難しい環境でも頼りになる。

ブルートゥーススピーカー JBLGO2CHAMPAGNE/4260円

 こちらもJBL製だが、さらにコンパクトに仕上がっており、ポータブル性を重視した作り。重さは184gと、りんご1個分しかない。しかし、さすがはJBLブランド。これだけコンパクトでも40mm径フルレンジスピーカーとパッシブラジエーターが装備されているので、屋外でも迫力あるサウンドが楽しめる。

 2.5時間の充電で連続再生は最大5時間、防水もIPX7。そして、ビックカメラだけのオリジナルデザインは、シャンパン、ネイビー、シナモンと、高級感あるカラーが揃っている。5000円を切る価格で、音質、防水性は申し分ないので、初めてのBluetooth対応スピーカーにもオススメだ。

Anker ブルートゥース スピーカー Soundcore Motion Q/5657円

 Anker(アンカー)というブランド名を聞いたことがない人も多いだろう。2011年にグーグル出身のエンジニアたちが立ち上げた新興企業で、アマゾンのマーケットプレイスではおなじみのメーカーだ。安さだけが売りのブランドとは違い、グーグルのDNAを受け継いでいるので、機能も品質も高い水準にあり、人気も高い。

 特徴は、見た目通り360度からサウンドが出て、さらにいろんな場所に置けるという点だ。たとえば、付属のストラップをフックにかければ、クルマの後部座席に吊り下げることもできるし、シャワーを浴びながらでも音楽を聴ける。360度サウンドで、どこにでも音を届けてくれるので、場所を選ばず、使い勝手のいいスピーカーだ。防水機能はIPX7。連続再生は10時間。この性能で5000円台は、かなりコスパがいいだろう。また、2台用意すれば臨場感あふれるステレオサウンドを楽しむことができる。

SONY  SRS-XB01WC ブルートゥース スピーカー/4100円

 横幅が約8cmという超コンパクト設計。手のひらサイズなので、荷物の多いキャンプでもまったく邪魔にならない。音質も、このサイズでよくここまで完成度が高い音が出るものだと感心するほど。音質にこだわるソニーの面目躍如といったところだ。低音から高音までカバーするフルレンジスピーカーユニットで、クリアな音がしっかりと響く。

 連続再生は最大6時間、防水機能は IPX5。雨に濡れても問題なしで、場所を取らないため、アウトドア以外にお風呂やキッチンなどでもガンガン使えそうだ。

 また、スピーカー本体の操作ボタンで再生・停止・曲送り、曲の頭出しが可能なのもうれしい。脱衣所にスマホを置いて、お風呂で楽しんでいるときなどに重宝するだろう。

ブルートゥース スピーカー Creative MUVO PLAY SP-MVPL-BUA/4290円

 直径約8cm、高さ11cmの小型ボディ。サウンドは低音重視のパワフル仕様。1回の充電で連続10時間使用可能で、防水性能もIPX7相当なので文句なし。

 Anker のスピーカーと同じく、2台つなげればステレオサウンドが可能だ。工夫すれば、ホームシアターに組み込んで迫力のサウンドを楽しむこともできる。また、Bluetoothの最新バージョンである5.0に対応しており、Bluetoothでの音声通話もできるので、スマホのハンズフリー通話にも対応してくれる。

 この価格帯のBluetooth対応防水スピーカーは老舗と新興のメーカーがしのぎを削っているので、製品数も多く、よりどりみどりな状況だ。キャンプやバーベキューなどで、スマホの音量をマックスにして音が割れてしまっているケースを見かけることもあるが、今回紹介した手頃な価格のBluetooth対応防水スピーカーさえあれば、よりスマートに、良い音質でアウトドアを楽しめるはずだ。さらに、ビックカメラ限定カラーで周囲と差をつけてみるのも悪くないだろう。

(文=清談社)