田口淳之介大麻逮捕で消えた「アノ大物」……芸能人逮捕よりもっと重要な「大量汚染」疑惑

田口淳之介大麻逮捕で消えた「官僚覚せい剤密輸」......芸能人逮捕よりもっと重要な「キャリア薬物汚染」疑惑の画像1

 大麻取締法違反容疑で逮捕された歌手の田口淳之介と女優の小嶺麗奈

 かつて人気アイドルのメンバーとして活躍し知名度も高かった田口の逮捕に、ショックの声はやはり大きい。もともと評判の悪かった小嶺と「別れるべき」という声は多かったが、予感が的中してしまった印象だ。

 取り調べに対し田口は「大麻は2人のもの」、小嶺は「自分だけのもの」と供述に食い違いがあるようだ。使用ではなく「所持」が容疑の焦点となるだけに、この部分は今後も調べが進むことだろう。

 今年はピエール瀧もコカイン容疑で逮捕されたが、それに続く「芸能人による薬物系の事件」。「週刊文春」(文藝春秋)によれば、小嶺の母親がスピリチュアルに傾倒しており、小嶺も同様。その影響を田口も受けているのでは、という記載も出ている。

 今後もさまざまな報道がなされ新事実が明らかになるのだろうが、芸能人の逮捕というのはどんな事案でも大騒ぎになるものだ。

 ただ「大事件であるはずなのに報道が少なすぎる」領域の逮捕者もいるようだ。

「先日、経産省のキャリア官僚である西田哲也容疑者(28歳)が、覚せい剤取締法違反(輸入、使用)で逮捕されました。西田容疑者は経産省内のトイレなどでガッツリ使用していたらしく、密輸までしていたというのだから驚く他ありません。

しかし、大手マスコミはこの件をあっさり伝えただけで、その後追いかけるような報道が一切ありません。ピエールの時はあれほど騒いで、キャリア官僚の逮捕には騒がない点に違和感の声は多いですね。そして今回の田口・小嶺の件で、マスコミはそれ一色。完全に官僚悪性剤逮捕の話題はかき消えました(すみません、覚醒剤でした)」(記者)

 一部では「官僚内で薬物が出回っているのでは、だからマスコミは追えない」なんて憶測も出ているが......いずれにせよ、実は田口やピエール逮捕よりも重要な事柄だけに、もう少し大手メディアにはがんばってもらいたいところだ。